ゲリラライブとは
告知や宣伝を一切せず、ある日時に突然路上や広場で行う歌手などの生演奏。
コストをかけず、自分たちの作品や名前の知名度をあげるために行われることも非常に多いが、有名なミュージシャンによるサプライズも多い。
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1969年にビートルズが行ったルーフトップコンサート(レコード会社の屋上での演奏)がパロディなどにも使われるくらい有名。
ビルの下から見上げるように聴いたり、違うビルの屋上から見ようとしたりするオーディエンスを見受けることができる。
海外で話題となったゲリラライブ
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2015年ニューヨークの地下鉄構内で行われたU2によるゲリラライブ
変装までしているので最初は気づかずスルーしていく通行人も、ボノが歌いだすと足が止まる。
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ロンドンのセント・パンクラス駅に置かれた誰もが自由に演奏できるピアノがある。
ザ・ジム・ジョーンズ・レビューのヘンリ・ハーバートが弾き出すと…
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エアロスミスはアルバム発売直前のプロモーションを兼ねてのゲリラライブ。
当日まで開催場所は知らされなかったとのこと。
サプライズでの出演
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エアロスミスといえば、ヴォーカルのスティーヴン・タイラーが自分の楽曲を歌っている路上ミュージシャンへ歩み寄るこちも夢のような光景だ。
国内でも騒然としたゲリラライブたち
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急に幕が上がりメンバーが出てくると大歓声が上がる。
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日本の覆面3人組エレクトロニック・ダンス/ポップトリオ CTSは深夜の渋谷スクランブル交差点大型ビジョンをジャックしてバーチャルゲリラライブを決行。
基本的には告知や許可をせずに突発的に行われるゲリラライブ。その裏側では様々なシュチュエーションに対して徹底した計画がされていたり、実は各方面にしっかりと許可を取っていたりする。
しかし、路上ミュージシャンと突撃共演してしまうスティーヴン・タイラーのような真の意味で「ゲリラ」な事例もあり、遭遇した人がむしろ戸惑いを感じている姿にゲリラライブの真髄を感じる。
プロモーションにせよ、偶然の産物にせよ、サプライズの意味合いが強いゲリラライブ。遭遇できる幸運に是非とも恵まれたい。