ブラックフライデーとは
ブラックフライデー(英語: Black Friday)はアメリカ合衆国で感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことである。正式の休暇日ではないが休暇になることが多く、伝統的に一年で買い物が最も行われるクリスマス商戦(ホリデーシーズン)の開始の日である。また、ブラックフライデー当日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日でもある。
1961年ごろからフィラデルフィアで始まり、1975年にはかなり広まった比較的新しい言葉で、当日買い物客で道路が混むのでそう呼ばれている。名付けたのはフィラデルフィアの警察で、人が外に溢れて仕事が増えるため「真っ暗な金曜日」と呼んだことがきっかけとされる。当初、小売店などはこの言葉に不快感を示して「ビッグフライデー」という言葉を作ったが、一般には「ブラックフライデー」で広まった。後に、フィラデルフィアの新聞が、小売業者が儲かり黒字になるという解釈を発表してからは「ブラックフライデー」は良い意味で使われるようになった
「ブラックマンデー」(1987年の世界的株価大暴落の開始日)などという言葉との連想で使われている。
2016年のブラックフライデーは11月25日!
年に1度のセール祭りがあと2週間でやってきます!!
既に「DTMをウン年」とか「宅録10年!」とかって方は、ある程度欲しいアイテムに照準を合わせて財布の中身と相談出来ると思いますが、今までフリーの音源等で頑張って来た方や、これから真剣にDTMやってみようという方は、いざ始まる前に、調査を進めておくべきです。
そこで、浮かれて散財しない為の7つのポイントを考えてみました!
僕がエレクトロニック・ミュージックが好きなので、情報に偏りがあります。
ソフト中心です。
それでも良ければお付き合いください。よろしくお願いいたします。
1.何が必要なのかよくよく考える
・モニター
・ヘッドホン
・オーディオI/F
・楽器
・DAW
・マイク
・エフェクター
・プラグイン
・MIDIキーボード/MIDIコントローラー
・オーディオサンプル
何もかもが安くなるブラックフライデーですが、ハードの割引率は限界がありますよね、20~30%くらい。
ソフトは割引率がとんでもなくなる事があります。50%~90%割引とか。WAVESとかWAVESとかWAVESとか。
ただ、どんなに安くなっていてもちりも積もれば山ですので、「自分にとって今、何が一番必要なのか」をしっかり考えておきましょう!
2.定番をチェックする
大変ありがたい事に「ジャンル+欲しいもの+定番」で検索をかければ専門誌、楽器店、エンジニア、個人ブログで有力な情報がゴロゴロと転がっています。
例としては「trap kick 定番」とか「electro シンセ 定番」とかです。
定番のソフトは、チュートリアル動画や配布プリセットがいっぱいあります。
自分がやりたい音楽の定番を探しましょう。
ダンスミュージック系に限ります。
月額固定費でプロジェクトファイル、ステム、オーディオサンプルがDL出来るサービス「Splice」ですが、月額費を払わなくても、ページは見ることができます。
オススメはプラグインのランキングです。
Spliceはアップされたトラックにどのプラグインが使用されたかタグづけ出来る仕組みになっていて、そこでよく使われているプラグインをランキング形式で見ることができます。
定番かつ流行も見て取れ、手堅い情報が得られます。
https://splice.com/plugins
出典:https://splice.com/plugins
3.好きなプロデューサーが使用しているものをチェック
好きなプロデューサー名+DAW
好きなプロデューサー名+software
とかで検索をしましょう。
インタビュー記事がヒットします。
メーカーからお金を貰っている人もいるでしょうが、みなさん結構自由に「あのリードは○○と○○を重ねて~」とか発言しています。
SNSで発言している人もチラホラいます。
http://equipboard.com/
出典:http://equipboard.com/
↑こちらのサイトは世界中の有名なミュージシャンが何を使用しているのかを集めたサイトです。
「The Chainsmokersは何を使ってるのかな~」とかがひと目で分かります。
4.アマゾンのレビューには注意する
あまりいないとは思いますが、アマゾンのレビューを鵜呑みにするのはやめましょう。
例えば特定の音域が脚色なくフラットに聴こえなければいけないモニターヘッドホンに「低音の迫力が足りない!」とかレビューしている人がいます。
アマゾンユーザーはリスニング中心です。気をつけましょう。
口コミならサウンドハウスがオススメですが、アマゾンと比べると口コミの数が少ないです。
定番アイテムには口コミが集中しています。
http://www.soundhouse.co.jp/
出典:http://www.soundhouse.co.jp/
5.トライアル版をためしておく
結局これが一番重要です。
ソフトウェアに限定しますが、大体どのソフトも5~30日間フリーで試せるデモ版やトライアル期間があるものです。
セールが始まる前の今がチャンスです。
6.海外メーカーの製品は国内代理店とオフィシャルの価格を見比べる
セールも「オフィシャル限定」「代理店限定」と様々ですが、ブラックフライデーはどちらも同じ値段になっているケースが多いです。
同じ価格なら、国内代理店がいいでしょう。日本語はやはり安心感が違います。
ソフトで安ければオフィシャルサイトのショップから直購入即DLで。
大体英語ですが、何とかなります。海外のサイトでクレカ入力したくない!ということならペイパルがあります。
7.安いから買うではなく、欲しいから買う
出典:http://www.waves.com/bundles/renaissance-maxx
例えば、「音を太くしたい!Mixもしたい!」
とかなると、EQやコンプ、ダイナミクスのバンドルを検討すると思います。
そこでよく登場するのがWAVESのGOLDなのですが、本当にGOLDでいいの?という話です。
安いからGOLDじゃなくて、ここはRenaissance Maxxにして、リミッター/マキシマイザーはDOTECとか。
最近リリースされたNeutronで話題のiZotope製品に全て任せてしまう!とか。
ご予算がおありならUAD-2の沼に突入するとか。
ホコリをかぶったエフェクターとかソフトの箱を眺めて「これも経験」と独り言をついて過去の自分を慰める…
実際経験値にはなっているのですが、必ずしも真似しなくてもいいと思います。
別に「GOLDが悪い!」という訳ではなく、最新の情報を集めて、真に欲しいものを見極めましょう!