VJソフト「Synesthesia」
自動演奏するVJソフト「Synesthesia」
さっそく、ダウンロードして試用してみました

- 大林 腕

- 5
- 10073
- VJ・レーザー・照明

出典:http://synesthesia.live/
ベータ版無料公開中
「Synesthesia」というMac用VJソフトのベータ版が無料で公開されています(2016年6月現在)。
さっそく、ダウンロードして試用してみました。

出典:http://synesthesia.live/
サムネイルをクリックすると、いったんリストにスタックされ、
リストをクリックすると再生開始、自動で次の映像に切り替っていく、という流れのようです。
「再生」といっても、あらかじめつくられた動画が再生されるというものではなく、リアルタイムで生成される映像が、音声にとてもよく反応して、どんどん変化していきます。
自動生成というと、音楽プレイヤーのビジュアライザーを思い浮かべますが、それよりももっと緻密でクオリティの高い映像が得られます。
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VJがいなくてもVJができるソフト
現在よく使われているVJソフトとは、コンセプトや設計がかなり異なっています。VJソフトの分類で言うと、いわゆる「ポン出し系」ではなく「ジェネ系」にあたりますが、それ以上に、そもそもVJではない人が扱うことを想定したソフトといった印象です。
特別に映像演出のオペレータがいなくとも、音楽のライブにVJ的な演出を加えることができるソフトといえるでしょう。
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ですが、完全に非VJ向けというわけではなく、例によってSyphon対応です。
Synesthesiaの出力を他のVJソフトに入力してミックスすることができます。
くわしくは
サイトにはブログが設置されており、今後の新機能や展開が予告されていたりします。
パラメータが調整できるコントローラ、MIDI対応、シーンの追加…などなど。
無料ベータ版公開中の今のうちからチェックしておくと、もしかしたらよいことがあるかもしれません。
http://blog.gravitycurrent.net/
出典:http://blog.gravitycurrent.net/
https://synesthesia.live/
出典:https://synesthesia.live/
この記事を書いた人
ゲームプログラマー、VJ。
2000年より「ポータサウンズ」としてライブやクラブイベントの映像演出を手掛けている。プログラミングによるアルゴリズミックな動きが特徴。
2003年にPIXDISC.comで販売開始された映像素材集は、国内外のアーティストのライヴやイベント、テレビ番組などで目撃されている。
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